畑作2019 食の畑近況・夏野菜色々植え付け
今年も始まった食の畑の作業。だんだん畝を増やしながら作物の植え付けを進めています。
まずは畑の未耕起部分を耕運機で耕します。ギシギシなどの雑草は根が深くて強いので、根が回転刃に絡まると、耕運機が暴れ馬と化します。
種の播種から育苗した苗たち。左からキャベツ、カボチャ、トマト。いずれも固定種
ミニトマトの固定種、ステラミニトマト
南米原産。近年F1種ばかりになったミニトマトの中で1992年にタカヤマシードが発表した本種は、貴重な固定種ミニトマトである(野口のタネHPより)
キャベツの固定種、中生成功甘藍(なかてせいこうかんらん)
輸入キャベツの代表品種、中生の「サクセッション」をもとに、高温多湿の日本で栽培しやすいよう、宮城の渡辺頴二が改良育成。1932年発表。(野口のタネHPより)
暑さや寒さに強く、三季蒔きの頼れるキャベツです。
固定種ビタミン菜
中国導入のタアサイから分れた「ちぢみ菜」と抽苔しにくい「四月しろ菜」を交雑させ、島根農事試験場が1954年に選抜固定した。(野口のタネHPより)寒さに強く、作れる季節の幅も大きい万能菜っ葉です。
先日も植え付けをし、今回2回目の植え付けとなる、カボチャ固定種、鹿ヶ谷南瓜
京都で1800年代、江戸時代より作られ続けている由緒正しき伝統野菜です。京都では「おかぼ」という愛称で親しまれています。「お豆さん」「おうどんさん」など、なにかと名詞が丁寧な京都らしい愛称です。
先日植え付けたじゃがいもたちもこんなに成長しました。植え付けが遅い事を気にしていましたが、大丈夫そうです。
一つの種芋から沢山の芽がでています。沢山の芽が出ていると、沢山の芋ができるのですが、一つ一つが小さくなってしまうので太さや長さを見て成長のいいもの以外は摘んでしまいます。写真ではナイフで切っていますが、本当は芋の付け根から芽を取り外すように芽かきをしたほうが病気などの予防になるそうです。
芽かき完了。すっきりしました。
だんだん畑らしくなってきました。まだ育苗中の固定種たちが控えているので、準備が整い次第、畑デビューしていきます。
OK
0 コメント:
コメントを投稿