稲作2019・田起こし
今年度で5年目となる稲作(初年度の様子)。何かとバタバタしていて中々人並みの時期に作業ができていませんでしたが、6月に入り作業を開始しました。集落の田んぼは概ね田植えも既に終わっており、うちの田だけ冬のままの状態。やばい!
元肥まき
稲作で、稲の育苗などを除き、圃場自体の作業としては、まず冬の間に固くなってしまった田んぼの土を起こす、田起こしから始まります。ただ、前年稲を立派に育ててくれた田には栄養が不足しているので、それを補うために元肥を入れてやります。撒いているのは苦土重焼燐と化成肥料。
満遍なく元肥撒きが終わったら、次はトラクターで土をフカフカに起こして行きます。
田んぼには雑草もチラホラ生えていたり、前年度にコンバインで刈り取りをしたときに出た稲わらが田んぼ前面にあるため、これらも養分として一緒にすき込んでしまいます。
トラクターは、ありがたいことに毎年地元の方が貸して下さっています。色々な面で地域の方に助けて頂きながら毎年やらせて頂いています。
機械が入る一昔前までは、一家に一頭牛がおり、その牛を使って田起こしから代掻きまで行っていたとのこと。古い家などに伺うと倉庫の中に牛用の鍬があったりします。現代っ子のぼくはそんな風景ついぞ見たことがありませんが、東南アジアでは今も現役で牛が働いているところもあるようです。できることなら体験してみたい。
田起こし完了
田植えへの第一段階、田起こし完了です。この後は水路を介して田に水を溜めてから、再びトラクターで田に入り、まだダマになっている土をほぐしトロトロの状態にする「代掻き」作業が控えています。水の事で雨の状態も関係してくる今後の作業。田植えを終えての一区切りまではまだ空模様とにらめっこが続きます。
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