柿渋で靴を染める/完成
先日より片手間に進めていたキャンバスシューズの柿渋染め。先日9日目にして大体いい色に染まったので一先ず完成としました。この後も日光の紫外線で酸化は進んでいくので、履いているうちにまた色が変わってくるとは思いますが、染料に浸けて干す作業はこれで終わりです。一旦完成という事で染色前から順番に色の変化を見て行きます。
染色前
染料に浸けてすぐなので、柿渋そのものの色はうっすらついていますが、酸化による発色はまだありません
二日目 多少酸化が進み色が付いてきました
飛んで四日目 色がはっきりしてきました。色むらが気になります。
紐を通してみました。落ち着いたいい色なので、ここでやめようかとも思いましたが、染料が結構残っていてもったいなかったので、もっと濃く染めることに。
六日目
ベージュ系から、ブラウン系の色に変わってきました。色が濃くなったので、色むらも以前ほど気にならなくなりました。写真ではわかりづらいですが、白かったソールも徐々に薄いベージュに染まってきています。
柿渋の被膜ができてパリッとするので、靴ひもが立つようになりました。
飛んで九日目 完成
紐は、かなりコシが出て、微妙に光沢も出ているので、遠目には皮紐のようにも見えます。
思ったよりも綺麗に染まったキャンバスシューズ。かなり何回も染めたので、独特のにおいが若干残っておりそこをなんとかする必要がありますが見た目は自分の思うようなものになりました。柿渋は多少の防水性もありますが、今後養蜂なんかをして採れた蜜ろうでロウ引きしてさらに防水加工なんかできれば面白そうです。
OK
0 コメント:
コメントを投稿