2019/04/19

春の植物色々・柿渋染め近況
4/19/2019

春の植物色々・柿渋染め近況


年度初め、仕事で忙しくしているうちにどんどん春の花が咲いたり、植物が成長していきます。幸い標高の関係で山菜の類の成長が麓に比べ遅いので、助かります。

タラの芽

山菜の王様と言われるタラの芽は現在こんな感じ。蕾が開き始めました。麓の方ではもう食べごろですが、山の上の方ではまだ猶予があります。ちなみに山菜の女王とよばれているのは「コシアブラ」と呼ばれる山菜です。

タラノキと食に関して連想するのはタラの芽ですが、「糧は野にあり(かくまつとむ著)」の中では奄美大島の民間療法としてタラノキ茶が紹介されています。本の中ではこれ以外にも島の薬草や伝統的に食されてきた野菜、天然の滋養強壮剤を用いた健康管理の術を「島養生」という地元の言葉に則りいくつか掻い摘んで紹介されています。

タラノキ茶は棘を取り去り、干したタラノキを小割りにして煎じて飲むというもの。木を切ってしまうとその木からは当分タラの芽が採れなくなるのでちょっともったいない気もしますが、一度飲んでみたいです。

ムスカリ

先日はまだ咲いていなかったムスカリも控えめに咲き始めています。


コブシの花も綺麗に咲いています

コブシとハクモクレンは遠目には雰囲気がよく似ていますが、近くで花を見ると違いがよくわかります。コブシは花びらが六枚で一枚一枚が長細く、あけっぴろげに咲きますが、対してハクモクレンは花びらが九枚で、一枚一枚が丸みを帯びた形をしています。咲き方も花びらがコブシほど大きく開かず、ふっくらと咲きます。

柿渋染めシューズ5日目の様子 試しに紐を通してみました。

今日で柿渋シューズは8日目になりますが、当分天気がいいだろうと適当に高をくくって天日に干していたら、今朝雨に降られてびしょびしょになってしまいました。濡れて落ちるような染料ではないので全然問題はないのですが、濡れていると色味が違って写真を撮っても参考にならないので、本日の写真は無し。現時点では5日目よりも結構色濃く染ままっています。全日程の経過と染色の結果はまた後日。
追記:全日程経過まとめ
OK




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