柿渋で靴を染める・4日目
先日開始したキャンバスシューズの柿渋染め。天気が続いているので、柿渋溶液に浸けては干しを繰り返しています。浸けては干しを6、7回ほど繰り返して今日4日目が過ぎました。日に日に色が濃くなっていき、染まり具合がわかりやすくなってきました。
染色前、純白のキャンバスシューズ
染料浸け一回目直後 殆ど変化なし。ここから日光が当たるとどんどん濃くなっていきます
二日目 白いソールとの対比でちゃんと染色されているのがよくわかります。
ソールにも柿渋の茶色が汚れのように残ってしまうかと思ったのですが、そんなことはなく、綺麗にキャンバス地だけ染色されています。これは嬉しい誤算。靴が比較的新しくてソールが劣化していないからでしょうか。
染色前にシューズについていた汚れが目立ちます。やっぱり新品を染めるべきだったかもしれません。
飛んで本日4日目。大分染まってきました。
けっこう色むらもでてきてしまいましたが、履いていけば多分気にならなくなる。・・・はず。あとはどこまで濃く仕上げるかです。今の色も十分気に入っているのですが、せっかく染液が余っているので、極限まで濃く染めてみたい気持ちもあります。
柿渋染料に浸けたものを日にあてておくのは、柿渋に含まれる柿タンニンの酸化が紫外線によって促進されるからです。酸化が進むと柿タンニンは茶色に発色をします。なので、日に当てていなくてもゆっくりではありますが、一応発色は進みます。
季節や天気によって紫外線の強さも違うので、柿渋染めは条件により色々な表情が出るとの事。紫外線の強いエベレスト山頂なんかで柿渋染めをやったら一体どんな仕上がりになるんでしょうか。
追記:4/23完成しました。
OK
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