チャルカで糸紡ぎ中/3月上旬進捗
衣の自給。栽培した綿からコツコツ糸を紡いでいます。何かしらの合間時間に取り組んでいることもあり、一気に何時間も作業をすることがないので、作業速度は早くないですがぼちぼちやっています。
ゆっくりwebさんのDJチャルカで糸を紡いでいます
初糸紡ぎから約2か月、だいぶ均一に糸が紡げるようになってきました
先日も記事にしましたが、篠から繰り出されていく糸の感覚がだんだん掴めてきました
かせとったものや、まだスピンドルに巻きっぱなしのものも含めれば現在紡げた糸は約400ⅿほど。
畑で栽培した綿から糸を紡いで、布を織って服を作る。同時に自分の身の回りのものをすべて自給し、旅がしたい。途方もないですが、少しずつながら進んでいる実感と、たった100年ほど前には生活の一部としてその時間感覚や技術を当たり前と思ってやっていた人がいたという事実が心の強い支えです。
現在紡げた糸たち 撚り止めはまだやっていません
「衣類を一から作ります」と話すと大抵「すごい」などと言われます。ただ、これが「すごいこと」に感じるのは、生きる基本であるはずの衣食住ですら分業化され、その生産工程が見えなくなっている事や、消費の時間感覚に慣れてしまった事の表れなんじゃないでしょうか。本来できないといけないこと、できて当たり前のことだと思って、いい意味で気負いなくやっていきたいと考えています。
OK
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