棕櫚茶
棕櫚の葉を採集します。今回採ったのは幼木の葉
木が成長するともっと大きな葉になりますが、とりあえず今回は柔らかそうで処理も楽そうな幼木の葉にしました。
炒ってパーコレーターへ
棕櫚の葉は蛇腹状になっているのですが、乾燥するとこれが縮みます。例によって炒ると嵩が減ってしまいました。
蛇腹状の葉
棕櫚の葉で蠅叩きを作ることもできるのですが、生葉で作るときにはこの縮みも考慮して作らないとスカスカで蠅が容易に逃げられる蠅叩きになってしまいます。
茶の色は笹茶よりも黄色味がかっている
淹れているときの香りは炒った笹茶のそれと同じで、淹れたお茶も同じにおいです。味も笹茶そのもので、癖がなく飲みやすいです。強いて言うなら笹茶よりも甘さが少なく、ごくごく僅かに酸味があるような、そんな感じです。
調べてみると、高血圧、脳卒中に効果があるとして民間茶に用いられるとのこと。明確な出典はよくわかりません。「毒はなさそうだから」と植物を持ち帰って調べてみると、食用にはならないまでも、毒さえなければ大抵どんなものでもお茶としての利用に行きつきます。毒のない植物で誰もお茶にしたことのない植物なんてほとんどないんじゃないでしょうか。
OK
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