畑作2019 固定種ミニトマト・ピーマンの採種
今年の畑作、夏野菜畑もそろそろ片付けということで、固定種作物の採種をやっています。今回は、先日のポンデローザトマトに引き続き、ステラミニトマト、さきがけピーマンの採種をしました。
ステラミニトマト
袋に記載されている採種法によると「完熟果から種をもみだし、ポリ袋などに入れて2,3日発酵させ(途中水を入れると発芽してしまうので注意)、水洗して沈んだ種を新聞紙に広げて半日陽に干し、日陰で十分乾燥させる。」とのこと。
包丁で半分ほど切り込みを入れて
指で強く摘まむと、中の種が綺麗にもみ出せます。
ポリ袋に入れ、常温で発酵させます
3日後。発酵によりガスが発生して袋がパンパンに。
ポンデローザトマトの採種でもそうでしたが、発酵させることでトマトの種の周りにあるゼリー状の果肉?がシャバシャバになるので、種だけを綺麗に洗い出せます。
ザルで余分な果肉などを濾して、種を水洗
キッチンペーパーの上で乾燥させます。
乾燥したら紙袋に包み、低温低湿度の場所で保管です。しっかり保存できれば種子寿命は4年以上とのこと。
赤く熟した、さきがけピーマン
トウガラシ類は南米原産。天正11年にポルトガル船が日本に伝えたという。ベル型のピーマンは明治初期に欧米より導入。カリフォルニアワンダーをウイルスに強く改良。果重60ℊ前後の早生の大型ピーマン。果肉厚く光沢ある濃緑色。果実の揃いも良い。(野口のタネHPより)
切って種を出します
種子の袋によると、採種法は「一株当たり5,6個の良果を選び、赤くなった完熟果を収穫後数日追熟し、切り開いて種を出す。水洗はしない。褐色や黒い種があったら取り除く。」とのこと。
キッチンペーパーの上で乾かして、低温低湿度の場所で保管します。
採種の成否は来年の畑作までわかりませんが、ちゃんとできていることを信じて他の作物もどんどん採種していきます。
OK
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