2019/04/05

自生チャノキを育てる
4/05/2019

自生チャノキを育てる


ぼくの住んでいる地域ではあまり大々的にチャノキを栽培している方はおられませんが、昔は集落によってちょいちょいチャノキを植えていたようです。その名残で、普段お世話になっている農家さんの集落には野生化したチャノキが点々と生えて勝手に増えているとの話を聞きました。幼木を引っこ抜いて他に植えておけば育つとの事だったので、先日自生している幼木を苗として採らせて頂きました。

野草茶もいいですが、飲み慣れた緑茶も自分で作れるに越したことはありません。


古民家の脇の空き地に本当に点々と勝手に生えており、それらを抜いて苗にするとのこと。「根っこは空気に触れさせないほうがいいのかな?」と思い、なるべく土ごと植木鉢に移植しようとしていると、横で農家さんは雑草の如くガンガンチャノキの幼木を抜いていきます。根っこは完全に丸出しですが「チャノキって結構強いから大丈夫大丈夫」とのこと。

根っこ丸出し状態の幼木数本と、植木鉢に植え替えた中くらいの幼木を頂きました

それが3月中旬~下旬くらいの話。その後植木鉢に植え替えたり、手近な地面に植え替えたチャノキたちは今のところ枯れる事もなく今日も日光を浴びています。


チャノキはツバキ科ツバキ属の常緑樹です。同じツバキ科ということで、以前椿の葉でも茶を淹れてみましたが、緑茶の旨味の成分であるテアニンの含有量が、チャノキと椿では全く違うため(チャノキはテアニンが豊富)味は別物でした。ただ、椿茶も不味いわけではありません。


緑茶作りは葉を採集してからも色々と工程がありますが、それは木が立派に育ってからの話。当分は幼木たちの生長を見守っていきます。
完全な野生チャノキは日本に無いという研究もあるようですが、かつて人が住んでいた山などは集落こそないものの、チャノキだけが野生化して残っているというケースがあるようです。今はなき集落跡で、幻の品種の茶が再発見されたりしたら面白いな、とか勝手に妄想が膨らみます。
OK

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