椿(つばき)茶
以前、椿油を搾るための椿の種採集について書いたことがありましたが、種でなく椿の葉は、例によってお茶の葉として使えるとの事だったので、改めて採集しに行き茶を淹れてみました。
椿の花
椿はツバキ科ツバキ属の常緑小高木です。茶といえばチャノキですが、このチャノキもツバキ属に分類されます。その他椿の利用法は以前にも触れたので割愛します。
採集
ツバキ茶を調べると、販売サイトやその商品紹介などが目につきますが、椿の葉を100%使って作ったお茶はあまりありません。椿はチャノキと同じツバキ科ツバキ属ではありますが、緑茶の中で、旨味の決め手となると言われているテアニンの含有量が殆どなく(参考文献)、緑茶の代用とはならないようです。
細かく切って
炒る
いざ実飲
同じツバキ属と言えど、香りからしてやや甘い香りがし、緑茶とは全然違った雰囲気です。味に関しては渋み、苦みはなく、甘みがあり飲みやすいです。ただ、味も緑茶とは全然別物です。同じツバキ属だからちょっとは似ているだろうか・・・などと思ってはいましたが、やはりテアニンの存在が大きいようです。とは言え、全然まずいわけではなく、美味しく飲めるお茶だと思います。
OK
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