注連縄(しめなわ)完成
先日より頼まれて作っていた注連縄、忙しくてなかなか作業ができていませんでしたが、本日完成させました。
注連縄作りは以前も記事にしました 作り方などの詳細については前記事を参照ください
注連縄は、神の領域と人の領域を隔てる結界を表すために用いられます。注連縄で区切られた内側の領域は神域であるということです。
宮沢賢治先生が花巻農学校で行った授業の中で、農作物に重要な肥料として窒素を説明する際、注連縄を切り口にその説明をされたというエピソードがあります。「神社に祀られている注連縄は、作物の豊作を祈って奉納されている。縄は雲、垂れ下がった藁(〆の子)は雨、白いギザギザの紙(紙垂しで)は雷を意味しており、これらは作物にとって重要な要素である。」「(雲、雨は勿論)雷は空気中の窒素を分解しそれが土に溶け込むので、雷が落ちる所は豊作になる。」と説明されたそうです。また、説明の後、雷のよく落ちる変電所付近の田んぼに行き、稲がよく実っている様子を実際に生徒たちに見せたそうです。
注連縄(参考:Wikipedia)
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