ニッターズ有機台貫刀杼ルーム/完成
卓上原始機「ニッターズ有機台貫刀杼ルーム」での織り練習。コツコツやって一先ず一つモノが完成しました。
糸綜絖は補強してからは調子が良く、下糸のすくい間違いなんかも減りました。
ただ、経糸の細さの割りに糸綜絖に使っているタコ糸が太いので、まれに上糸を挟んで下糸ごと持ち上げてしまいます。今後経糸にもっと細い糸を使うならなおさら糸綜絖の糸はもっと細いものを使った方がよさそうです。あと、経糸の養生のために滑りの良さも大事です。
経地合 丈夫そうですが、衣服にするにはちょっとゴワつきそうです
織り上がりました
たまに耳の処理が甘いところがありますが、練習中ということで…。とりあえず今回の卓上原始機で、糸綜絖の大体の感覚や注意点が掴めました。経糸数を増やすことを目的にやってみた糸綜絖化でしたが、そこに関しては上々の結果。ただ、今回は高々5㎝足らずくらいだった織幅ですが、これを目標の40㎝幅くらいに広げようと思うと、なかなか大変そうではあります。
衣の自給に目を向けて、原料の栽培から糸作りまで取り組んでいますが、布を織るというのはすごく大変なことです。パズルのような和裁の裁ち方図からは「反物を一切無駄にすまい」という先人の執念とも言える意思が伝わってきますが、現段階でも既にその気持ち、わかります。
OK
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