2019/07/31

畑作2019 藍の一番刈り
7/31/2019

畑作2019 藍の一番刈り


染色用に衣畑で栽培中の藍。染色に使う藍の葉は一年の中で二回、多い場合は三回刈り取りを行うとのことで、ぼくらの衣畑でも一回目の刈り取り作業を行いました。

現在の藍の様子。

まだ成長途上かもしれませんが、この日を逃すと仕事の都合でお盆明けまで作業ができないので、大きめの物だけ刈り取ってしまうことにしました。

鎌を使って一株ずつ刈り取っていきます。

刈り取ったものはカゴの中へ


一回の刈り取りで終わりではなく、また一か月後に二回目の刈り取り、10月頃には花を咲かせて種を採るために、刈っては栽培しを繰り返します。そのために刈り取る際は根元ギリギリではなく、根元から5~10㎝程度のところから高刈りをします。これでまた、生えてきてくれるとの事。

一番刈りを終えた衣畑。まだ小さい左半分の藍は手を付けていません。

また藍たちが元気に生えてくることを祈りつつ、畝間に追肥を行って、畑での作業は終了です。

刈り取った葉はビニールハウスに移動

本式の加工方法では、刈り取りを行った直後に裁断機にかけ、茎と葉を分別し、葉を乾燥させる工程に移っていくようです。裁断機のない昔は手作業で葉を切り刻んだそうで、これは夜を徹して行われるため、夜切りと言ったとか。

あらかじめ敷いておいたビニールシートに広げ、乾燥させます。

そこまで根を詰めてやらなければならないのには良い染料を得るために色々な理由があるのだと思いますが、この日はシートに広げるまででタイムアップ。「夜切り」の作業は当分先になりそうです。一般的な加工法から外れた方法になってしまいますが、ちゃんとした染料になるでしょうか。心配です。
OK

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