稲作2019:除草剤撒き、草刈り
先日田植えが無事終わった田んぼ。これからは水の管理や畔や田の中に生える雑草の処理などが収穫までの主な作業です。
田植えが終わった田んぼ
あの後、またまとまった降雨があり、田になみなみと水を張ることができました。この日からは当分雨が降らない予報なので、今のうちに初期の除草剤を撒いておきます。
動力散布機 集落の方が共同購入されたものを一緒に使わせて頂いています
荷台に稗用の除草剤クリンチャーが置いてありますが、この日撒くのはシリウスエグザ粒剤。
満遍なく田に散布できるよう撒いていきます
この除草剤は潅水散布型で、水に落ちた粒剤が溶ける事で田全体に均一に効き目を発揮します。そのため、水をかけ流したり、水がしっかり張っていない状態で散布しても効果がなく、3日間程度は潅水状態を維持する必要があります。が、水が張れないからと言って散布を見送っているとどんどん雑草が大きくなり薬剤が効かなくなります。そんなわけでこのタイミングは特に水の動向が気になります。
初期の薬剤がちゃんと効けば後々の管理がかなり楽になるうえ、結果的に使う薬剤の量も抑えられます。
散布と並行して妻は仮払い機で畔の草刈り中
水はなみなみと張ってあるので安心していたら、モグラが畔を掘っていて隣の田んぼに水が透いて出てしまい、あっという間に無くなってしまったなんてことも過去にはありました。晴れている日や風の吹いている日なんかに蒸発する水も結構ばかにできません。自然現象に気を揉むことは多いですが、田畑を媒体として自然のことにちゃんと目を向けられる生活はいいな、と思います。
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