山菜・ノカンゾウを食べる
例年より暖かくなるのが早い今年の春。山菜たちもちょっと早めに顔を出しているような気がします。フキノトウ、ツクシと並んで山菜先頭集団の常連メンバー、ノカンゾウも例に漏れず一斉に芽吹き始めています。
ノカンゾウ ※3月20日ごろに撮った写真なので、今はもっと伸びています
ノカンゾウはワスレグサ科ワスレグサ属の多年草です。冬の間、葉は枯れてなくなっていますが、春になるとまた生えてきます。田んぼの法面や道端によく群生しています。
夏に橙色の綺麗な花が咲くようですが、ぼくのまわりでは花が咲く前に綺麗に刈り払われてしまうからか、あまり咲いている記憶がないです。
採集
湯通し アクなどないので、葉の色が鮮やかになる程度、湯に通します
酢味噌和え 味噌が古くて真っ黒なので、酢味噌も黒々しい
山菜というと癖のある味をイメージされがちですが、ノカンゾウは癖がなく、さっぱりタイプの山菜です。
湯に通したノカンゾウの食感は茹でたネギに近く、しんなりしていますが、歯ごたえはしゃきしゃきです。酢味噌和えの他、おひたし、酢の物、油いため、卵とじなんかにしても良いです。ノカンゾウ自体に強い味がないので、何にでも使えそうです。
やったことはないですが、花、蕾も同様に食べられるとのこと。蕾に関してはビタミン、鉄分が豊富とされ、中華料理では漢方食材「金針菜」として重宝されるそうです。
地域の道普請で刈り飛ばされなければ、ぜひこの金針菜も採集して食べたいところです。
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