2019/03/02

蕗味噌(ふきみそ)
3/02/2019

蕗味噌(ふきみそ)


暦の上ではとっくに春ですが、気候も身の回りの動植物の動きもだんだん春らしさが増してきた今日この頃です。春と言えば山菜、フキノトウも道端でよく見かけるようになってきました。

フキノトウ

フキノトウはキク科フキ属の多年草、「蕗(フキ)」の花茎のことを指す名前で、フキノトウという植物があるわけではありません。蕗そのものも茎の部分を佃煮にしたり、塩漬けにしたりして食べられます。ぼくの住んでいる地域の方も春~夏にかけて蕗を採集し、塩漬けにしたりして保存食を作っておられます。昔から冬の野菜不足を補完する大事な山菜だそうです。

採集したフキノトウ

今回は蕗味噌を作ります。フキノトウは天ぷらにしてもおいしいですが、天ぷらにできるのは蕾のときだけで、花が開くとだめです。蕗味噌なら多少開いていても大丈夫。

包丁で細かく刻みます

油、味噌と共に炒めます 好みで砂糖も加えます

完成 簡単

清涼感と苦みのあるフキノトウならではの独特な味がたまりません。個人的にですが、多少砂糖を入れて甘辛くすると、甘みと苦みがいい感じに調和して好みです。ご飯によく合い、とてもおいしいです。フキノトウを食べると冬が明けた実感が湧いてきます。
OK

0 コメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ