2019/03/01

石鹸作りに海へ行く
3/01/2019

石鹸作りに海へ行く


自給関係でやりたいことが色々あるのですが、最近やりたいことリストに加わったことに石鹸作りがあります。その石鹸作りについて色々調べていて、海に行く必要性が出てきたので今日は海へ繰り出しました。

海岸には色々な漂着物があるので、つい目的そっちのけで漂着物観察をしてしまいがちです。

定番漂流物 長靴 色も豊富なラインナップ

かなりたくさん漂着していますが、それらはなぜか左右どっちかに偏りがちな気がします。よくみると結構同じメーカーでかぶったりしています。

海産物を入れるトロ箱と、なぜかゴルフバッグ

タルチョを彷彿とさせるカラフルなロープと浮き

鉄製のでかいボンベ

瑪瑙(めのう)とタカラガイ

化石と石笛(いわぶえ)

貝の化石も結構落ちています。石に穴が開いたものはうまく息を吹きいれると笛のように音が鳴ります。天然石を笛として使ったこういった石笛は縄文遺跡からもいくつか見つかっており、日本最古の笛と言われたりしています。

漂着物にくっついていたサンゴ

謎の種

見た時は石かと思いましたが持ってみると木のような質感で軽い。何かの種かと思って持ち帰って調べてみたところ、どうも「藻玉(モダマ)」と呼ばれる巨大なマメのようです。日本では屋久島より南に自生しているとのことですが、えらい遠くまで流れてきたもんです。昔の日本人も海辺で見つけて珍しがって根付にしたりしていたとか。

ついでに海蝕洞も発見。奥行きがあってちゃんと洞窟。

色々楽しみましたが、今回の目的はこれらではなく、漂着している海藻です。

海藻採集

石鹸を作るためには、油を鹸化させる必要がありますが、油の鹸化にはアルカリ剤が必要です。手作り石鹸のアルカリ剤としてメジャーなのは苛性ソーダという劇物なのですが、この苛性ソーダがなかった時代は物を燃やしたあとに残る「灰」をアルカリ剤として使っていたとのこと。昔の知恵を実践してみたいですし、なるべく一から作りたいと思った時に「苛性ソーダって自分で作れないよね」となったわけです。(あと、使うのが怖い・薬品の処理が大変そう・印鑑持って行って買うのが面倒くさい、などの理由もあります)

海藻は後日焼いて灰にするので、一先ず乾燥

採ってきた海藻はまた後日焼いて灰にします。灰は木灰などでもいいのですが、なぜわざわざ海藻を選んだかはまた石鹸作り次回のステップにて。
OK


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