2019/02/06

塩作り②
2/06/2019

塩作り②


 

和釘

まれに和釘が打たれている材木があったりします。和釘とは日本の伝統的な釘で、釘の頭が洋釘とは違い、四角いです。いったいいつの時代のものなんでしょうか。

サビサビです

塩が窯の底に溜まりはじめました

炊き続けていると窯の底に塩が溜まりはじめるので、底に焦げ付かないようにかき混ぜます。しっかりかきまぜた方がふんわりした仕上がりになる気がします。
ある程度炊きあがって来たら、ぼくの手伝っている塩炊き小屋ではまろやかな仕上がりにするために途中で海藻の煮汁を入れています。


塩は空焚きになってしまうと窯の底に焦げ付くので、空焚き状態になる直前に、掬ってザルにあけます。ザルの下には甕があり、塩から滴り落ちるにがりを受けます。このにがりはもちろん豆腐を作ったりするのに使えます。


この塩炊きでできたにがりを、他県の超山奥に住んでおられるおばあさんに渡し、豆腐に使ってもらったことがあります。後日豆腐の実物が送られてきました。海と山のミニ貿易です。大変おいしい豆腐でした。

炊きあがった塩は天日やストーブの熱気で干して完成。
できた塩は調味料はもちろん、保存食作りなどにも大活躍です。

梅干し

自分で仕込んだ麹と塩で塩麹。塩麹サラダチキンは簡単ですごくおいしいです。

その他も、味噌や漬物などを作るのにも重宝します。何にでも使うものなので、自給旅などをしようと思ったとき、いざ塩がないとなると作れる食糧の幅が一気に狭まり困ります。火もそうですが、当たり前に必要なものこそ、不足してしまわないように社会的な整備が為されてきました。その努力に比例して、その重要性に気付く場面が少なくなっているようにも思い、これでいいのかな?とふと思うこともあります。


製塩の方法には直に炊いて作る方法以外にも、海水をかけた海藻を乾燥させて鹹水を作る藻塩方式や、自然に浜に析出した塩の結晶を利用して鹹水を得、そこから塩を炊くなどの古代の方法、または比較的近年までさかんに行われていた伝統的な方法として揚浜式・入浜の塩田方式など様々なものがあります。日本では基本海辺で行われる製塩ですが、一部例外としては山奥から湧き出る源泉の塩分から製塩するものなどもあったりします。
海水も綺麗・汚いがあるので、製塩場所は立地や歴史的な環境変化にも左右されます。また、日光で干す方式のものは晴れの多い地域が有利です。はたまた山の中でも塩が作れたりします。また、それらを運んだ道もあります。塩一つを見るだけでも周辺の地勢や文化などが見え、面白いのです。
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