畑の片づけとコンニャク芋回収
ズボラで恥ずかしながら前年の畑の片づけがまだ残っていたことと、コンニャク芋を掘らずにそのままにしていたこともあり、本日は畑の片付けとコンニャク芋の回収をやりました。
五年前から地元の方の休耕田を貸して頂き、稲作と簡単ながら畑作もちょっとだけやっています。
借りている田んぼ(と妻)
今年も稲作を行う予定ですが、周りは既に代掻き~田植えの時期。早く耕起しないといけません。
借りている畑、昨年の様子
畑として使わせていただいていた方のもう一枚の田は、今年度より持ち主の方にお返しすることとなったので、今年は別の場所を借りて畑作を行う予定。残っていたマルチシートや竹の支柱などを回収しました。
ボロボロになった竹の支柱など、燃やせるものをたき火で焼きながら昼食。昨日作ったハナイカダ菜飯のおにぎり。
コンニャク芋回収
コンニャク芋は三年くらい前に地域の方に種芋をいくつか分けて頂いてから毎年植えては掘ってを繰り返しているうちに大分大きく育ちました。このコンニャク芋、シュウ酸カルシウムという物質が含まれているため、生食が出来ないため芋でありながらイノシシの被害には遭いません。一昨年、自分の畑で育てていたサツマイモがイノシシに全滅させられたことがありましたが、近くに生えていたコンニャク芋のことは完全に無視でした。
普通に考えるとただの劇物でしかないコンニャク芋ですが、それをなんとか食べようと工夫をこらした先人の知恵と努力には感心します。が、そこまでするほどに食べ物がなかったのでしょうか。似たような例で、アイヌ民族は同じサトイモ科の劇物系芋、マムシグサを頑張って処理し食べていたとも聞きますが、これは他の動物が食べないものを食べられるように工夫することでその食材を独占するためのニッチ戦略なんでしょうか。
ちなみにコンニャク芋は親芋の周りに小さい小芋が枝分かれして付いているのでこれを折り取って別の場所に植える事で株分けができます。初めは親指ほどしかない小芋ですが年々大きくなっていき三年ほどたつとコンニャク作りに使えるほどの大きさになります。見たことはありませんが、五年すると花が咲くそうです。今はコンニャクなどスーパーで安く買えますが、実は年数も加工も手間暇かかる食べ物なのです。
OK
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