田んぼの水路整備とカエル
仕事の話ですが、職場で管理している田んぼにぼちぼち水を張りはじめるので、水路の整備をしてきました。自分の田んぼもそろそろ動き始めないとですが、ちょっと後回しになっています。
職場で地域の方に借りている田んぼ 広さはだいたい7畝
秋から春にかけてイノシシが餌を求めて掘りまくったあと
田んぼが山側に面しているので、山際のところはイノシシが掘り返して大変な事になっています。水路は岩や土で埋没。これを取り除かないと水が流れません。今年は特にイノシシがあちこちを掘り周っており、集落のいたるところが穴だらけです。山ならまだいいですが、田畑の法面なんかをボコボコにされるとかなり困ります。
餌がないからこんな人家に近いところまで掘りまくるようになったのでしょうが、昨年度の猛暑や暖冬のせいでイノシシも困っていたのかもしれません。
ちなみにイノシシの下アゴの切歯はシャベルのようになっており、これを駆使して土を掘り起こし餌を探しています。
イノシシ下アゴの切歯 歯が前方へ水平に伸びており、シャベルのよう
場合によっては結構な重さの岩が掘り起こされていたり、ユンボを使ったのか思うほど大規模に掘られていたりするので、そこまでいったら困るを通り越して感心します。
シャベルや
平グワを使って土砂を取り除いていきます
水路がどこにあるかわからないほど埋まっていたりするので、水路の中を掃除するというより、水路を発掘するという感じの作業です。
シュレーゲルアオガエル
土砂の撤去をしていると、まだシーズンオフで本調子じゃないカエルたちが結構ノソノソと出てきます。
ニホンアカガエル
ヤマアカガエルと似ています。背中から目にかけてついている筋が、ニホンアカガエルは真っ直ぐですが、ヤマアカガエルの場合は目の後ろの黒の模様の部分から折れ曲がります。
多分トノサマガエル
トノサマガエルとダルマガエルの違いがぼくはよくわかりません。少なくともトノサマガエル属だということだけは確かです。
トノサマガエルの虹彩。沈金のようで綺麗です。
そんな感じで一先ず大変な土砂の撤去は終わりました。あとはところどころ溜まっている落ち葉なんかを取り除いたらいつでも水が流せます。
あとは、再びイノシシが山際の土をほじくり返さないことを祈るばかりです。
OK
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