ニホンミツバチ4月の勤務中 巣箱の様子
職場にニホンミツバチの巣箱が設置してあるのですが、暖かくなりだんだんミツバチの動きも活発になってきました。
3年ほど前に設置されて、春に蜂が入ったものの冬に自然に全滅。翌年はそのまま放置状態で、昨年春に再び分蜂した群れが住み着きました。昨年は無事越冬、今の群れが住み着いてから今春で丸一年になります。
とはいえ、これは自分が管理をしているわけではなく、職場の方が色々と世話をしています。ぼくも3~4年前にニホンミツバチの養蜂をやっておられる方を訪ねて、巣箱を頂きました。しかし、なんだかんだ毎年田畑をやっているうちに分蜂の時期が過ぎてしまい設置せず年数が経ってしまっています。今年こそは設置するぞ…。
ニホンミツバチは野生のものが分蜂して勝手に具合のいいところに巣を作ります。飼っていると言っても人間が巣箱を提供するだけで、基本は野生の状態です。それに対してセイヨウミツバチは品種改良され、人間の下でしか生きていけないようになっています。同じ養蜂でも対象が家畜と野生の生き物ということで、両者は全然別物です。
現在の働き蜂たちの勤務の様子 脚についている黄色い塊が花粉団子
花粉団子の色は鮮やかな黄色から薄いクリーム色のようなものまでいろいろで、花によって違うようです。この花粉はミツバチたちの重要な食糧で、糖分である蜂蜜が主食にあたり、花粉はたんぱく質やビタミンなどの栄養を補うおかずのような役割になるようです。
花粉団子にしては巣に運び、保存食としてせっせと貯蔵をしているのです。
ミツバチの体はふわふわした毛におおわれていてなんだか可愛らしいですが、花粉をより多く集めるために進化の過程で身に着けた大事な体の機能なのです。自然のものに見られる特徴、ルールなど全てには必ず何かしらの理由がありますが、だからこそ「なんで?」の疑問と興味が尽きません。
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